万ちゃんのバリアフリーよもやま話

 今日は、近くの老健にデイサービスに行ってきました。週二回、左半身が不自由な私は、リハビリと入浴サービスのため、デイサービスを利用させてもらってます。倒れて以来いくつかの病院と施設を利用してきましたが、ここのお風呂は完璧です。

 聞きたくないかもですが、流れを説明すると、脱衣所で裸になり、そのまま車イスで広い浴室に入ると、四方の壁に設置してあるちょうどいい高さの手すりにつかまって立ち、その間に車イスが浴用のものに入れ替えられ、その浴用車イスに腰かけると、浴槽の横の洗い場に移動して、洗髪に始まり、私が右手で洗えるところ洗い、あと背中や右腕など右手の届かないところをスタッフが洗ってくれます。そして泡を流したら湯船につかるのですが、これが感動ものなのです。チェア イン バスといって、湯船の後方にある扉が開いて、そこから車イスのまま入り、後方の扉が閉められると、お湯が張られます。お湯がいっぱいになると自動的に止まり、スタッフがスイッチを入れるとジェットバスのように泡が全身を包んでくれるのです。最高です。自宅でも家内の力を借りて、入浴していますが、さすがにシャワー浴での洗浄まで、湯船につかって温まるのはあきらめていますので、この安全安心の入浴タイムはこの上ないものと感じています。仕事とはいえ、赤の他人のジジイの身体を洗ってくれるスタッフには本当に感謝です。

 バリアフリーのキーワードは「安心」だと思っています。ハンデを持っている人が不安なく過ごすことができる、そのための設備でありそのためのサポート、心遣いだと思います。