万ちゃんのバリアフリーよもやま話 ・・・もしもトイレが消えたなら、公共トイレが消えたなら

私はバリアフリートイレの適正利用をお願いしていることもあり、公衆トイレや公共トイレに関する記述を中心に、トイレという文字を見つけると、一通り目を通しているのですが、そんな中で、海外の、特にパリの公共トイレの事情を改めて知り、そういえばそう…

ばんちゃんのバリアフリーよもやま話 ハイブリッド バリアンに遭遇しました。

私は、音が、野蛮人を意味するバーバリアンに似ていることもあってかねてからバリア(障壁)な人のことをバリアンと表現してきましたが、先日、愛妻と買い物に出かけた近所のショッピングモールにあるスーパーマーケットでハイブリッドバリアンに遭遇しまし…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 一年ぶりにショートステイしてきました。

1月31日から昨日まで、早朝から深夜までになるという妻の仕事の都合で、介護老人保健施設にショートステイ(短期入所)していました。施設への入所・お泊りは一年ぶりのことで、脳疾患で倒れた年に、リハビリ病院の後に、リハビリ目的で別の老健に入所してい…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 「啓発キャンペーン始めます!」

私は身体障害程度2級の身障者で、日常的に車イスを利用して生活しています。ではあるものの、できるだけ一般の健常者の方と同様に、社会の中で社会生活を送りたい、少しでもお役に立ちたい、経済活動に参加したいと思い、健常者の手を煩わせることなく外出す…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 言いたい放言 「利用可能なお店が増えました」

先日、以前から所属しているボランティア団体の会食会に参加してきました。実は、倒れて以来ずっと休会状態だったのに加え、会自体もコロナ禍で食事会は開催できていなかったようなのですが、コロナの感染も落ち着いてきたこともあり、久々に開催することに…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 言いたい放言 「一生の仕事・ライフワークとする」

皆さんこんにちは!トイレじじいです。いろいろな自治体や事業者等に働きかけていた多目的誰でもトイレの多目的優先トイレ化ですが、先日、国土交通省から返信をもらい、ほぼほぼすべての働きかけ先から返信をもらったことになりました。あっ、東京都からは…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 「私にできるちょっとしたこと」

私の地元の東久留米市から始め、私の生活圏の企業及び自治体、さらには東京の23区すべてに働きかけた「多目的誰でもトイレの多目的優先トイレ化と優先表示推進活動」ですが、ここのところで、国土交通省や東京都、加えて自民党ほかの各政党の意見受付欄に投…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 多目的優先トイレ化賛同法人、順調に増えてきました。

左片麻痺で車イスユーザーの私は、当然ですが行動範囲が限られます。それを、懸命なリハビリや道具に頼ることで少しでも範囲を拡大できるように努めています。そのひとつが鍼治療です。先日、以前から親交のある台湾の観光行政のお偉いさんに紹介していただ…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言「誰でもトイレの利用マナーアップキャンペーン 東久留米市でスタート‼」

衆議院が任期満了を目前に大儀無きまま解散されました。正確な所はわからないのですが、憲法上、解散は内閣の不信任決議に対する内閣の対抗策だったと思います。なので、私は解散権の乱用だと思うのです。元々弁護士さんで政治家になられた方、口をとんがら…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言 「少女が教えてくれました」

自宅マンションの敷地内通路を電動車いすで、管理員室がある別棟に向かっていると、同じマンションに住む小学生低学年くらいの少女が私に気づいて「あっ、車イスの人が、坂を上ろうとしているよ、ママ」と。私はちょうどその時別棟の入り口のスロープを上る…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 言いたい放言 「トイレマナーキャンペーン始めました」

ずっとぶつぶつ言ってきましたが、はっきり言います。「出かけるとき、頭をよぎるのは、行き先には車イスで入れるトイレあるかな」「トイレに手すりついてるかな」なのです。私は、左片麻痺なので、手すりも右についていてくれると非常に嬉しいのですが、そ…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言 外出時の不安

台風の影響による風雨が心配された木曜日、リハビリメニューとして予定していた「電動車いすでの電車に乗っての移動の練習」で隣駅まで行って戻ってきました。車イスユーザーになって初めて、電車に乗ったのです。リハビリ入所していた老健を退所して以降こ…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言「共生社会を実現する第一歩」

パラリンピックの開催を契機として、障がいを持っている人の力強さと可能性を感じ取り、そこに、ハンディキャッパーが社会で活躍する姿を思い描きながら、感動とともに心に刻み込んだ方もたいへん多かったのではないでしょうか。そういう意味では、多様性に…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話(言いたい放言) リハビリに目標を設定

脳出血で倒れ、救急搬送されてから早くも二年半が経過しましたが、この間、意識が戻ってからはずっとリハビリに励んできました。担ぎ込まれた総合病院に始まり、回復期に入ってのリハビリテーション病院、そこで180日間過ごしてからの老健での3か月、さ…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話(言いたい放言) さあ、共生社会へ

TOKYO 2020 オリンピック パラリンピックも終わりましたが、この間、限りない人間の可能性を目の当たりにして、いくつもの感動と勇気そして奮起をもらいました。そして本当の意味での多様性社会、共生社会へ踏み出す契機となるのではないかと期待できる…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言 不自由は不可能とは違う

今回もパラリンピックを観ていて感じたことを記します。新米障がい者の私は、ついついハンディキャップを言い訳に使ってしまいます。ですが、パラリンピアンは誰一人自分の障がいを言い訳にする人はいません。ほぼ同じ障がいを持った者同士の競技会なのだか…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリー言いたい放言 パラリンピックに優々共生社会の原型を見た

「TOKYO 2020」もオリンピックが終わり、パラリンピックが開催中です。この間、世界最高峰の競技会で、トップレベルのアスリートが、メダル目指して全力で競い合ってきています。そんなアスリートの中で、一番、二番、三番の成績を残すことができたメダリス…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 スマホ歩きはバリアフル

今日、髪を切りにいつもの床屋さんに行きました。電動マイカー導入以来、単独で行くようになったのですが、出入り口に設置してある段差スロープが材質のせいか電動マイカーの車輪がスリップしやすく、何度か立ち往生したことがあるので店の外に私を認めたお…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 バリアフリーってどうすればいいの?

みなさんは「バリアフリー」という言葉を耳にすると何を思い浮かべますか?施設などの事業を展開している方は「めんどくさいな」「お上もうるさいし、とりあえずやっとくか」という思いが正直なところかもしれません。でも、どうでしょう。スポーツをしてい…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話  軽井沢星野リゾートはハートフル

この夏の初めに、姪の結婚式のために、軽井沢の星野リゾートに出かけてきました。高原教会で挙式、ホテルブレストンコートで披露宴代わりの食事会、BEB5で宿泊と、娘たちのところも孫たちも含めて一緒で、コロナ禍ながら楽しいうれしい夏休みを過ごしました…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言「ハートフルワードに出会いました」

編集 最近、懸案だった電動車いすを借りることができました。これにより、活動の範囲が広がることは間違いありません。単独では、なかなかハードルが高いちょっとした段差やひと漕ぎで乗り越えられないスロープも割と容易にクリアしてくれます。何よりある程…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言 「東京都 障害者福祉センター 行ってきました。」

一昨日の金曜日、東久留米市の障害者福祉課経由で判定面談の予約をしていた東京都の障害者福祉センター(東京都福祉保健局多摩支所)に妻に連れて行ってもらいました。おかげさまで、認定を受けることができ、これからこの制度を教えてくれた義肢屋さんにお…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話 言いたい放言

私は東京都発行の2級の身体障害者手帳を持つ身体障害者です。具体的には、脳出血の後遺症で身体の左半身にまひがあり、通常の歩行は困難で、普段は介護保険のサービスで、車いすを借りて、使用しています。左腕もほぼ不自由な状態です。また、左足はひざから…

先日、妻に初詣に連れて行ってもらいました。その神社は、氏神様ではないのですが、近所にあり、社殿が路面とフラットな高さで駐車場が社殿の隣で長い石段もなく、ひとつの境内に水天宮と社殿が並んで建てられていて、娘たちの戌の日参りや、高齢者のお参り…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話(言いたい放言)

先日、デイサービスで一緒になる方が、「要介護度がふたつ減った。3から1になってしまった。何か削らなければいけなくなるかも。」と言って、頭を抱えていました。少し前に私の要介護度が3から2になった時と同様の悩みを抱えてしまわれたわけです。私も、ま…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話

今朝、ちょうど目覚めたころ、携帯のエリアメールが激しく鳴ると同時くらいにかなり揺れました。それを受けて、朝食の時に家内と話したのですが、うちは3階なので、裏の黒目川が氾濫しても水が上がってくることはないだろうけど地震にはいつ襲われるかわから…

万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話

昨日、東久留米市から届いていた障がい者に対する福祉サービスに関するアンケートに答えていた時の話です。 主に障がい者のお世話をしている人にとっての困っていることという項目がありました。その選択肢の中に、「世話を受けている本人のわがままな態度」…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 Ⅹ

皆さんは、何でもないところで、つまづいて転んだり、転びそうになったことはありませんか? 年を取ってくると、歩いていて、つま先がちゃんと上がっていなくてほんのわずかな段差とも言えないような段差に引っかかって転びそうになることがあるようです。 …

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 Ⅸ

自分一人では身動きにいろいろと制限がある私ですので、入浴をはじめとしたうちの中での活動はもちろんのこと、通院、買い物、外食は家内の手を煩わせることになります。昨日も家内の提案もあり、夕方から車イスを帯同して車で買い物と外食に出かけました。…

万ちゃんのバリアフリーよもやま話 Ⅷ

バリアフリーが行き届いているはずだ、私が思ってしまっていて意外に思えるくらいつけ刃的に感じてしまうのが病院です。介助をしてくれる健常者である家内にとっての最大のバリアは新米障がい者である私であることは理解していますが、自分一人では何もでき…