万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話(言いたい放言)

 先日、デイサービスで一緒になる方が、「要介護度がふたつ減った。3から1になってしまった。何か削らなければいけなくなるかも。」と言って、頭を抱えていました。少し前に私の要介護度が3から2になった時と同様の悩みを抱えてしまわれたわけです。私も、まだ解決しておらず、ケアマネージャーさんや主治医の先生、訪問リハビリのセラピストと相談を継続しているところです。「要介護度が減った」というのは実際に数字が小さくなった通知を貰うと、行政の福祉サービスが単位(持ち点)の関係で受けられる内容が減らさざるを得ないので、介護サービスを受けている身にとっては、サービス削減に直結するので、精神的に悪くなると感じるためです。実際はリハビリという名の治療を受けて、身体的障害が改善している証なので、本来的には喜ばしいはずなのですが、生活全般に関するサービスを受けているので、介護サービスの削減というイメージになるのです。

 そこで疑問となるのが、要介護度を判定するのが、地方公共団体から派遣されてくる調査員という方の調査表に基づく判定会議なのですが、判定が良い方に減っていくと、リハビリという名の治療が減っていくということにつながる、本院の感覚からするとまだ治療の途中なのに、治療を止めてしまっていいのか、リハビリという名の治療を止めてしまうと、せっかく改善してきたのが元に戻ってしまうのではないか、と思うのです。

 おかげさまで、様々な介護サービスを受けさせてもらい、車イスなどの福祉用具も借りることができて、今の生活ができているのです。本当にありがたいことです。それが更新時期ということで、いきなりサービス削減となると目の前が真っ暗になります。

 せめて、更新前に受けていた介護サービスは、更新後も継続できるといったようなルールがあってもいいのではと思うのですが、いかがでしょうか。行政の連続性というか、福祉サービスの連続性を担保していただきたいと思います。お願いします。