万ちゃん(村上万里)のバリアフリーよもやま話

 昨日、東久留米市から届いていた障がい者に対する福祉サービスに関するアンケートに答えていた時の話です。

 主に障がい者のお世話をしている人にとっての困っていることという項目がありました。その選択肢の中に、「世話を受けている本人のわがままな態度」的な内容のものがありました。その項目は家内に答えてもらうべく読み上げていましたが、「それはないなあ。ここのところは、病気をする前より、すっかりおとなしく素直になってかわいくなったし」と言われました。

 老健に入所していた老健でも、今、デイサービスで通っている老健でもわがまま放題、気に入らないと大声を出したり、全くスタッフの言うことを聞かない超高齢者を見てますから、こういう選択肢があるのは十分理解できます。介護する側にとっては、要介護者こそが、一番のバリアなのですから。行政のサービスの一番のバリアは、認定によって、行政の連続性を断ち切ることだと思います。例えば私の場合、要介護3だったのを更新の時に要介護2に変更されてしまうと受けていたリハビリや介護サービスの一部を削って利用の単位を減らさなければならなくなるというのは、自立への道を閉ざすことになり、精神的なダメージがとっても大きいです。こういうソフト面での連続性は計画的に進めていくことにおいても非常に大切だと思います。これもバリアフリーです。主体が行政であればなおさらこのサービスソフトのバリアフリーを5💛(ハートフル)でお願いしたいものです。