万ちゃんのバリアフリーよもやま話 Ⅷ

 バリアフリーが行き届いているはずだ、私が思ってしまっていて意外に思えるくらいつけ刃的に感じてしまうのが病院です。介助をしてくれる健常者である家内にとっての最大のバリアは新米障がい者である私であることは理解していますが、自分一人では何もできない私が病院に行く時は、必ず家内に連れて行ってもらいます。そんな時行先が大きな総合病院ではなく街中の開業医の先生の病院だと、道路レベルから病院の出入り口を通過するにあっては、斜度がある長いスロープであったり、手すりのない階段であったり、と、私にとって致命的なバリアが行く手を阻んでくれます。また、病院内のトイレも取ってつけたような手すりがつけてあるだけでその位置に関してはあまり配慮されていない感じがします。完全にバリアに囲まれているわけではないのですが、1ハートという感じで、残念です。新型コロナに対する緊急事態宣言が解除された今、介護認定の更新結果が間もなく出るであろう私も無理のない範囲で動き出そうと目論んでいますので、より一層バリアフリーが進んでくれると幸いです。