万ちゃんのバリアフリーよもやま話 Ⅶ

 前回のブログと重なるところがあるかと思いますが、気にせず書き進めます。

 そもそもバリアフリーとはどいう意味でしょうか。辞書的に言うと「高齢者や障がい者が社会生活を送るうえで障壁となるものを取り除くこと」となっています。つまり、活動、行動、行為がスムーズにできない、邪魔になること・ものをどけること、よけてくれることで健常者の方と共生して同じように動くことができる状態になっていることを指していて、バリアフリーを創出してくれる健常者の方の思いやりの度合いでハートフルバリアフリー(5ハート)からハートレスバリアフリー(0ハート)まで受け止める障がい者側は感じてしまいます。

 施設の設置者側がハートフルバリアフリーであっても、施設の利用者がハートレスで、車イス用の駐車スペースに斜めに停めていたり、何人もで誰でもトイレに一緒に入ってなかなか出てこなかったりして、せっかくのバリアフリーをバリア化してしまっているのはいかがなものかとかなり残念な気持ちになってしまいます。

 一番のバリアは、ハートレスな健常者の方だと気づいていただければと思います。私は、バリアフリー施設を見つけて、ホッとして喜んだ後なので、バリアの発生に残念度の衝撃が大きく感じてしまうのです。2020の日本はハートフルバリアフリー国家になって行ってほしいと思います。